「憧れの終着点」へ行く彼は

夏に向日葵が咲くように、君と目が合ってわラウ。そんな平和な未来へ翔びたつ。どんな時だって、君を照らせますように。

レインツリーの国 完読。

休日の私にしては珍しく、本日は10時には起床した。 ←私的には早起きw
いつもやっとの思いで起きるたび、ああ重岡くんは私の何倍も疲れているはずなのにきっと今日も早起きしたんだろうな、とか思ってるw
ほんと彼には尊敬しかない。
ここ最近重岡くんへの愛情が溢れてまくってる。
ご飯食べながらSHARKのメイキング流して、ひたすら家族に重岡くんの良さについて語って、挙句の果てには「もうなんていうか、語りきれない。存在がもう素敵なんだよね。好きなんだよね。」とか言い出してる始末だから誰か止めてw
そして私にリアルな恋愛させて。←


タイトル通り、「レインツリーの国」完読しました。
今日は早起きしたから1日が長いため、一気に読んでしまいました。
といより、読まずにはいられなかったんです。
私的に女の子の気持ちが痛いくらいに分かる箇所がたくさんあったから。
そういう意味でこの本は感情移入せずにはいられなくて面白かったし、文章の感じも私に合ってたと思う。すごく読みやすかったし、最後のまとめなんか凄く私好みの綺麗な締め方だったから満たされた気持ちで読み終えることができた。

前の記事で男の子の方がどうも重岡くんをイメージさせると書きました。
それは読み終えた今でも変わっていません。むしろそのイメージは強くなりました。
やっぱり私は彼の考え方、言葉の選び方、自分を持っている事、それを曲げない事、相手への気遣い方、フォローを忘れないところ、器の大きさ、理屈っぽいところ、時に大胆な行動を見せるところ、言うべき事ははっきりと言うところ。
全てが重岡くんのようだと思ってしまうのですが、これは勘違いですか?単なる贔屓目ですか?w
喋る言葉が関西弁という事でそう感じさせるのだろうかとも考えましたが、やっぱりそれだけじゃ無いように思います。関西人の気質が上手く表現されていて、そう感じるんですかね?
そういう意味でもけっこう楽しめました(笑)

心に残った作品だったので少し感想を書きたいと思います。(ネタバレになりますので読みたくない方は注意。)

















耳の悪い彼女を気遣って接する彼。
けれどその気遣いは彼女からしたら少しズレたもので、その事に彼女は苛立ちを隠せず、彼に当たってしまう。その積み重なるストレスが爆発し、彼は怒った。それも、彼女がいつも自分にしていたように相手の慰めや気遣いを突っぱねるというやり方で。彼女は自分の鏡を見ているようだとショックを受け、彼に靴下を買ってきてもらっている間に置き手紙を残し帰ってしまった。

その後、彼は自分から彼女にメールを送るのだが。
彼の送るメールが私はとても好きでした。
2人は会うたびに何かしら揉めてしまうのですが、いつもその後冷静になって気持ちを整理し、悪かった事は素直に心を込めて謝る。逆に理解しがたい事や彼女が間違っていると思う事は、帳尻を合わせたりせずに食い下がって質問するし、反論するし、提案する。
そしてちゃんと受け入れてくれるの。言葉にできない部分も汲み取ってくれるところもあってとにかく優しいと思う。惚れちゃう。 ←
そんな彼のメールは彼女のことを理解しようとするからこそできる内容だと思った。
こんなに誠実な男の人がいたらいいのにと思った。
彼のこういうところが私にはどストライク。


彼女の障害との葛藤も理解できるところが所々あった。
というのも私も幼い頃から抱えてるコンプレックスというか、まあ障害と分類されるものと付き合ってきたから。私は障害だなんて思ってないからこれまで普通に生活してきたし、幸い虐めも経験しないで済んだけど、それでもやっぱりこのコンプレックスを通して嫌な思いもたくさんしたし、変なものを見るような目で見られた事もたくさんある。その視線がどれだけ人を傷つけるか私は知ってるから。
人と接するのも少し怖くなったりしたし、いまも心のどこかで半分くらいは人を信用なんてしてないと思う。思い出せば悔しくて泣きたくなるし、当時どれだけ心ん中で泣いたか、涙が溢れないように歯を食いしばったか。真似されても笑って気にしてないフリ。本当に心をえぐられたから。
だからちょっとわかるところもあって感情移入したかな。


とまあこんな感じですかね。
また面白い本とかあったら感想書けたらいいな〜。
それではおやすみなさい☆〜(ゝ。∂)